お引渡し真近の鳥取市 湯所町 F様邸
外壁がカラフル~~
派手過ぎず、かわいらしい外観、素敵ですね
1階リビングと続きで吊押入のある和室。
そう言えば、以前のブログで和室の建具の製作途中をご紹介させて頂いておりましたが、
その建具、一体どちらに吊り込まれたのでしょうか
よーくご覧下さい。
ちゃんとこの写真に写っていますよ。
わからない?
よし、開けてご覧に入れましょう
開け~ゴマ!
(あれ?ちと古い?)
なんと床の間の壁がスライドして開いて、奥の通路へと繋がりました
忍者屋敷のような、まさに隠し戸
見た目が一見単なる壁であるのが、動いて引き戸になる。
そんなシンプルなカラクリは、大工、建具屋、クロス屋全員と一体となって詳細を打ち合わせ、力を合わせて納めたものなのです
自然な壁に見えるようにするためには、それぞれのパーツを非常に繊細に考えなくてはなりません。
繊細に溝を掘ったデザインの桟も、戸を引く際に指がかかるよう、引手の代わりとして工夫した納まりです
ところで、こんなにも頭をひねり、手をかけてこだわったこの隠し戸、
生活する上でどんなメリットがあるのでしょうか。
正解は・・・和室からトイレに行くのにショートカットになります(笑)・・・以上。
う~ん、正直この無駄とも言えるこだわり
そこにあるのは遊び心のみ!
遊び心でここまでやっちゃう。
これこそ粋ですね。
実は建物に命を吹き込むのは、こういう「無駄」だったりします