同時給排気のお話

鳥取市 モデルハウス

外部の仮設足場が外れました

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片流れ屋根に、パラペットのBOX形状が正面に付いたシルエット
一部無垢の板張りがアクセントの外観です

内部ではクロス工事が進行中で、同時に本日キッチンの組み立ても行っております。

全館第1種換気システムとなるため、キッチンのレンジフードは「同時給排気」となります

第1種換気とは、「給気も排気も機械で行う」換気のスタイルです

そのため給気と排気、2本のダクトが仕込まれています

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全館空調で、給気・排気の空気がバランスよく流れている中で、
料理をする際キッチンレンジフードの強い排気がなされると、そのバランスが崩れてしまいます。

ですので、キッチンのレンジフードで排出した空気と同じ量の空気を取り込むことで
安定的な排気を行うのが「同時給排気」なのです

ちなみに

・第2種換気→給気は機械、排気は自然 (手術室などのクリーンルームに採用される。住宅には不向き)

・第3種換気→給気は自然、排気は機械 (一般的な換気扇。シンプルで安価。)

第1種(給気も排気も機械で行う)換気システムの良い所は、
外気をそのまま取り入れるのではなく、外気と室内の空気の熱を交換して、取り入れることが可能という点です

これを「熱交換」と呼びますが、
簡単に言うと、「外の冷たい空気を室温に近づいた状態で取り入れる」(冬場のイメージ)ということです

換気による熱のロスを省きます

また、湿度も交換します。
「じめじめした外気を直接取り込まない」、「室内のほどよい湿度を保つ」換気ができるのです

断熱性能にとって、換気の熱交換というのも重要なのです

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